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Pearl WILD WING Snare [音楽関連]

やー3ヶ月くらい完成にかかりましたか。

とある動画見てまして、以前オークションで手に入れたパーツを試すのに良いんじゃないかと思って、
中古で安く出ているローミドルクラスのスネアをなるべく新しい年代で見ていたんですが、ふと目にとまったのがPearl WILD WINGのスネアでした。
1万しないし、ウッドスネアなので条件を満たすし、ということで購入。

少しカバリングが剥がれ気味だったり、プライが若干剥がれたりだったのを修正して使える形にし、
フルオリジナルで入手はできていたものの、バットの調整用のネジが一本欠品していたので、手持ちのビスでなんとかして。
もちろん汚れもしっかり落とし。

この状態でヘッドとスナッピーを交換してそれでもうしっかり使えたわけですが…ここでTAMAのスナッピーを現行に変える、ちょっと調べないと出てこなかったあのパーツを思い出し。

「このWILD WINGもパーツが破損すると後で大変だな…」

ということで、ラグは大丈夫なので、ストレイナーとバットを現行に置き換えるのを考え始めました。

最初は穴位置がほぼ同じものを探してみたんですが、ストレイナーは割とPearlはネジ穴ピッチ変えてないので見つかるんですけど、バットの方がもう別物レベルで形が変わっていたのでどうしようもなく。
そりゃ80年代頭のモデルですから、見た目も構造もビンテージですわな…w

仕方ないのでバットは現行使うとして、取り付け穴どうしよう?と考え、「どうせなら金属加工の個人発注見つけたし、そっちでやっちゃうか」となり、3D CAD起動して変換ブラケットを作ることに。

そうなれば…ストレイナーも変更しないと見た目がちょっとアレかな?となり、取り付け位置関係と操作性考えた結果、
コンセプトが「80年代のモデルにフリフロのストレイナー&バットを取り付ける」になりました。

というわけで、早い段階でフリフロのパーツを入手、採寸して3D CADで設計して変換ブラケットを発注しました。

今回はPCB WAYではなく、以前タミヤ バンキッシュの改造で利用した後、Xで宣伝してきたJUSTWAYを利用浸みてみました。
それが3月末かな。

で、届いたので組み付けという話なんですが、届いた箱見て大笑い(ぇ
「PCB WAY」とでっかでかとロゴシールが外箱に貼られてましたw
そう、JUSTWAYのサイト見た方ならなんとなくわかると思うんですが、発注システムと指定内容、提示価格が全く変わらないので、同じ会社だろうな?と思ってたらその通りだったという。
PCB WAYだとなんとなく電子部品作らないしなぁ;…なんて思ってる人は気分だけでもJUSTWAYでやってみてもいいかもですな。同じだけど。


今回の部品は腐食少し気にしたかったので、A6061にメッキ処理という形を取りました。
DSC_0121.JPGDSC_0122.JPG
ストレイナー用のほう、少し干渉避けを大きく取った関係で上のネジ穴の底が表に加工で見えてるんですが、もう1mm浅くしても良かったかな?
それでもいつも通りの精度なので満足。
ブラケットのシェル取り付け面もちゃんとR入れてあるのでぴったり装着できます。
「アルミにメッキできんの?;」って思う方いると思うんですが、ラディックのLM401とか代表例なんでそういうもんだと思ってくださいませw
(実はこれ、俺が会社員の頃の最後の仕事でよく指定していた部品設計の表面処理でして、杵柄だったりします)
にしても、ラディックの材質公表はほんと驚きましたな当時。

A6061なんでちょっと膜薄い感じかな…A5052でもよかったかなぁ?(金額は一緒です)

で、どうなるかというと
DSC_0123.JPGDSC_0124.JPG
こんな感じですな。
Pearl SR160F一式専用で設計しました。
SR1000用でも作れはするんですが、80年代のモデルだと精度が今よりは低いので、取り付けで余裕見てという形を取ると160の方がやりやすかった感じです。

この状態でシェルに取り付けた後、スネアベッドと見比べてクランプの平行出して固定して形に。

こんな見栄えになりました。
DSC_0130.JPGDSC_0131.JPG
思っている以上に見た目がすんなり落ち着いてw
スナッピーコードの角度見たら、もう少し攻めて上に持って行ってもよかったかな?とも思いましたけど、
なるべく条件変えないで行きたいからとりあえずはこれでいいかなと。

ちなみに音質変化ですが、ストレイナー一式の重量が少し重くなったので、若干締まった音にシフトしました。
とはいえ元の雰囲気がメインなので、狙いとしては設計成功だったかな?

で、この写真見て「あれ?なにそれ?」って思った方は鋭いw
最初に書いた「オークションで手に入れたパーツ」なんですよそれが。

先に見せちゃうと…
DSC_0127.JPG
こんな感じで、ウッドシェルの内側に鉄板ものの部品が4つ取り付けてあります。
自分の周りじゃ他であまり使ってる人見たことありませんけどねこれ。

これはPearlの「リフレクションプレート」という製品で(今でも新品出てます)、
ウッドスネアにメタルシェルの色合い与える反響板になります。
オークション見てたら、安くで中古出てたので手に入れて…実は1年寝かせてました(ぇ
前オーナー、何故か保護シート剥がさないで取り付けた跡が残ってましたが…これ保護シート剥がさないと効果でないので、絶対剥がして使ってくださいませ。
そうじゃないと、保護シートがミュートして金属板つけた意味がなくなります(

リフレクションプレートですが、確かにつけるとサスティンというか鳴りの後半が金属スネアみたいな感じになります。
アレかな、スチールシェルの薄いやつみたいな感じがプラスされます。
面白い装備ですな。

…このパーツ、実はもう一台分残ってる(ぇ


てなわけで、また一台バリエーション増やしたわけですが、今回のは飛び道具になるかな?
メインで使っても大丈夫な音…というか凄く扱いやすい良い音なので、この状態で「なにこのスネア?」言わせてもいいのかな。
面白い一台ができて満足ですw


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共鳴が気になる [音楽関連]

最近のパーツ変更なんかで弄り倒してるうちに、なーんか違和感感じるようになってきたので探っていたら、のお話。

俺の個人的な好みの部分、フロイドローズやシンクロ大好きさんではあるのですが、スプリングの共鳴が大の苦手です。
前にも書いたと思うけど、ミュートした後に「ワーン」っと鳴いてしまうのがどうしても気に入らない。
鳴りすぎるとと音像ぼやけますし。
ということで、スポンジをトレモロスプリングには必ずあてて消音しています。

で、これやり始めてしばらくは共鳴止まってたんで気にならなかったんですが、最近弾き方が変わったのかまた共鳴が強くなってるのに気がついて。
スプリング周辺疑ったんですが、全く違う部分が鳴いてるぞと。

先に気がついたのはノントレの弦裏通しのギターの「ブリッジとボディの間」の弦が共鳴してたところ。
(この話の第一段階目です(ぇ)
なんかいいのないかなとみてたら、海外のギタリストの方がよく付けている専用ミュートがあったので、それを買おうと思ったら日本国内の展開めっちゃ少ない;
加えて品薄なんで入手難しいし、少し高めなのといいの見つけたら販売終わってたりで悩む。

ホントになんかないかと調べてたら…
DSC_0187.JPG
こんな昭和の時代から売ってるロングセラーを発見。安いw
(余談なんですが、このパッケージがいかにも昭和中期入る頃の雰囲気で読んでて楽しくなって困りますw)

てことで、これをまず試しにJackson Rany Rhodes Proへ。
DSC_0188.JPG
※これで場所わかるっしょw
うん、最初はノントレで気になってたんで話はこっちが先だったんですね。
で、止まって気にならなくなってしばらく経ちまして。
(この先がこの話第2段階目)


今度はフロイドローズ搭載ギターで、スプリング共鳴止めてるはずなのに共鳴が聞こえるというのが2本発生。
「!?」てな感じでミュートし直したりとかやってたんですが止まらず、先にGrover Jackson Soloistで出てたのは置いといて、同じ状態になったEdwards E-CY115Dで探りはじめる。

そしたら…まさかの「ヘッド側、ロックナットとペグの間」が鳴ってるという。
先ほど話していた商品、ヘッド側専用品が手に入りにくいのでなんか応急で対策とろうということで、手持ちのフィルター用スポンジを細く切ってこんな感じにして対策。
DSC_0184.JPG
※今はもうちょっと体裁良く直してます。
これでやっと共鳴消えるという…

ということで、手持ちのギターの共鳴対策をしなきゃいけない訳で、現在見た目の良い専用品を調達しようというところです。
あちこちで見かけた、リストバンドやヘアゴムをヘッドに付ける話がよもや自分でも必要なところに入るとは思ってなかったのでちょっと驚いています。
(それだけしっかり慣らせるようになったんでしょう)

そこまでワンワン鳴らないだろうって思ってたらこんなに鳴るんだと今更。

片連ヘッドで今のところは強烈に鳴いていて、3:3ヘッドでは起きてないという面白い状態なんですが、
そのうちどっちも鳴るんじゃないかと少し身構えてます(ぇ
(2023/07/24補足:なんか見直してたら間違ってたので「3:3」に直しておきました。マッチングヘッドはボディとヘッドの色揃えるやつやん;)

いずれにせよ、付けなきゃ困る装備になったので、弦交換の時に面倒じゃない形にしたいもんです(^^;

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Squire Vintage Modified Jazz Bass '70sのデッドポイント解消成功 [音楽関連]

さて、大分長いこと触れてこなかった「Squire Vintage Modified Jazz Bass '70s」のデッドポイントその後のお話ですな。
数年扱ってなかったよねこれ。

いろいろ策を講じたりして、しまいにゃ定価より高いKTSのチタンブリッジまで入れてどこ行くんだ?ってくらい頑張ったジャズベさん。
結果、パーツやネック角調整、ペグ交換みたいな対処では解消されず、これまた最初にやった「強制振動」で共鳴ポイントを変更するような力業もその後効果見られずで。

そうなると「タイトルは本当なの!?」っていうところへ落ち着きそうなこの話題。
今回は…ホントに直ったので自分でも「こんなことで!?;」という感じです。


先に何を講じたかを話しておくと「フレットすりあわせ」です(ぇ
こんな簡単なことで出来たの!?って感じですが、メカニズム的にビタッと決まってすりあわせに入ったので出来たみたいな。

具体的に何に気がついたのか?というお話ですが、これまでいろいろやってきて、一番ギターで効果あった修理がフレットすりあわせによるネックリセットだったので、ベースでもきっと同じよね?という単純な考え。
安価なものと中古の物で工場出荷状態のフレットレベリングに甘さが強烈に出ていたのが先日自分でやってみてわかったことで、それなら気になる楽器は一度全部やってしまおうということで、今は準備ができ次第やってます。

で。

このSquireジャズベさんにずっと出ていた「3弦5フレットのウルフ(倍音へひっくり返る)」の原因、
実は「3弦17フレットが異常に高くなっていて、他のフレット押弦でもビビりがこの箇所で出ていた」ことから起こる、いわゆる「楽器が勝手にハーモニクス出してた」だったのです(ぇ

弦高上げたら解消するじゃんそれ、みたいなお話ですが、弾ける弦高には限度があるわけで…その限度ギリギリでも触ってたんですよ;
「まさかこれ?」って思いながら軽く調整がてら見てみたら、ビビりの位置が変わらないので気がついたのです。

それならばやってしまえ!ということで調整専用ストレートエッジ当ててネックのストレート出して、一気にフレットすりあわせやってしまったんですが…ここでまた凄い閉口してしまう処理を目の当たりにしました;

「3弦17フレット当たりが高いのはわかってたけどさ…13フレット以降で7箇所も『異常に低い』ってどんな状態よ!?;」

そうなんですよ…中古で手にしたギターも、安く新品手にしたギターでもこの「ハイフレットでレベルが出ていない」が共通なんです!(ぇ
おかげで全体が9割8分終わってても残り2分でクッソ時間掛かるほどの合わない低さが出てて終わらない。
元々が低価格でこの辺が大丈夫だったの、今のところ手持ちでは90年代終わりのグラスルーツだけです(ぇ
(2000年代初頭のEdwordsも凄く綺麗に出てて、すりあわせ苦労しませんでしたので、ESPの品質管理凄いんだと思います)

この流れで行くとすりあわせが頭に浮かばないIbanezも状態良く出荷してるんだろうと思いますが、
基本的には「ミドルクラス以下は手に入れたら最初にフレット疑っておけ」なんじゃないかと思うくらいです;
※実際、APG-85SとスルーネックAPG両方ともレベリング出てませんでしたので。この辺が与える影響がその後の人気下落に関わってるんじゃないかな?;
 とはいえ、コスト考えると塗装処理と併せてフレット処理って人件費に直接関わるので仕方ないのかも…


で、すりあわせ処理終わったSquireジャズベさんですが、ゴキゲン通り越して「待たせたな!(スネーク)」クラスの出音になってます(ぇ

むしろ、俺の方が下手くそなのが出てしまうくらいの強弱に対する反応の良さなので、PU替えないといけないんじゃないかと思うくらい;
(というか、割と廉価版用のPUってこの手の扱いにくさ出しやすいんですけどね;)
ブリッジ、GOTOHに戻そうかな。デッドポイント無いならこっちの方が好きだし。
<2023/07/22 追記>
先日入れ替えてGOTOHに戻しました。
音質は好みになりましたが、やはり立ち上がりが甘くなりましたので、後日チタンビスで対処します。
<ここまで>

というわけで、手放すかどうかまで含めて悩ましかった個体だったんですが、まさかのメイン昇格あってもおかしくない仕上がりに戻ったので驚いております。
ボディがソフトメイプルという普通じゃない構成もあるので悩ましかったんですよねぇ…(重いけど)


この話を先日仲間のベーシストに話したら「実はある程度まで価格帯に反映されてるのこの辺の処理だけなんじゃないのか?」って方向になりまして、あながちそれ間違ってないんじゃないかと思うくらいです。
最近は確かにボディにベニヤ貼り合わせとかMDF使うという事が無くなってますし、CNC加工が一般的になった関係で木材の質上げても安く上げられるとか出てますから。
(そうじゃないと最近のインドネシア生産のすごさが出ないもん)


というわけで、「削れてなきゃ良いじゃん」とずっと間違った認識でいたドラマー、この年で考えを改めて「(ハイエンド以外なら)手に入れたら最初にすりあわせやろう!」と考えを改めたお話でした(笑



あと全く関係ないですが、昨年秋に入ったところで、一度おかしなアクセスの人(件のアフェリエイト系の悪い奴ら)を蹴っ飛ばすために「ヘッダー処理でボット対策」をしてあります。
効果てきめんでヤバい人ごと吹っ飛ばしたんで驚いてますが←(Twitterアカウントごと消えたぞそいつ)
検索しっかりしないと出なくはなりましたが、平和なんでこのままにしときますw

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TD-20X液晶不良による修理 [音楽関連]

TD-20も一緒の作業になります(唐突
※元々TD-20とTD-12が対象の修理キットで、TD-20Xもメイン基板に追加音源モジュールが入ってるだけの違いなので本体変わらないので導入できるという、この世代用の商品って感じですな。
 TD-20Xもメーカーが対象製品にちゃんと入れています。

てことで、前置きこんくらいにして。


今月の頭、電源入れたら気がついちゃったTD-20世代の泣き所な「液晶かすれ」問題。
DSC_0141.JPGDSC_0142.JPG
以前ここで正規の修理の話もしてるので、前のを見ていた方なら多分アレかって思うお話。
(部品発注時にはもっと差がなかったんですが、待ってる間の半月でここまで進行しました(ぇ)
なので、Rolandに送ればまた2万くらいの実費で直るんじゃない?ってお話なんですが…実は今回はちょっと条件が違う(ぇ

そう…もう修理部品出ないよっていう(古くなるとどうしても出てきちゃう問題ですな)

今回はRolandには直接問い合わせしてません。
というのも、アメリカのRolandでは自前で修理するのが当たり前なので、実は液晶モジュールが個別で入手できていたんですが、去年そういやどうなってるか?と調べたらもうそのページなくなってまして。
つまり、部品保持期間終了になったか、部品在庫終わったかでもう時間かかるか手に入らないかどっちかだろうなと。
(その上、どのみち対策品だったとしても専用品なので、同じような現象来たら困るわけですし。)

手持ちのTD-20XはTD-20の液晶修理依頼の間に使うために中古を手に入れた物だったので、液晶部分がオリジナルのままになってました。
つまり「どこかでかすれ出るよね?」って予想できてた感じ。
まー長く保ったかな。

てことでこれまた昨年秋に調べててすでに見つけていたEstudios Freedom社の液晶パネルコンバージョンキットを導入しておくことにしました。
これを一度入れておけば、後は汎用の同じサイズの液晶パネルで入れ替えるだけになるので、その後の修理費用がグッと低くなってよろしいですし。
※初期費用はその代わり若干高いです。個人でも簡単に買えますが、どちらかというと業販的な買い方の方が安くなる傾向になります。
 けど、個人でやると10個セットとか困るよね逆に(

というわけで、TD-20とTD-20X用に2つ買いました…割と死ねる(白目
※とはいえ総額4万くらいです。この手の部品としては標準くらいかな? 今のレートだと高めになりますけども、狙っていくなら円高うまく利用してくださいませ。


てなわけで届いた商品「TD-120」。
DSC_0138.JPG
左側は仮組みしてるところなんで右の二つが今回の買った物の内容です。

この商品、液晶部分まで組み立てが終わってる商品ちゃんとあるんですが、俺はここでカスタマイズ感出したかったのでEstudios Freedomが出しているVer.2.1側のボードのみを購入し、
指定されている汎用液晶パネルをAliExpressで指定して別途購入しました。
今回導入した汎用パネルは「青地に白文字のLEDバックライト付き」です(ホントに安かったこっちは)。

DSC_0139.JPG
このVer.2.1ボード、バックライト端子が2カ所あって、片方が「オリジナルパネル用」ってなってまして、なんだろうと思ったら分解して気がつきました。
元のパネル使うのならそっちが端子として組み合わせられるようになってると。
今回は汎用なんで写真のように基板の端っこにある端子を半田付けします。
DSC_0140.JPG
こんな感じですな。
今回はTD-20Xを先に作業しましたが、後日TD-20もやるので一緒に。
半田作業ですが、熱が逃げやすいので自動温調付きで作業した方が良いです。割と熱吸われて半田が簡単に固まってしまうので。
(太陽電気のPX-280買っといて良かったよ。マジで楽だった。)


ま、ここまで先にやっとけば、後はもうドライバーで本体分解して入れ替えるだけなんですが…


ぶっちゃけ先に言っときます。
「かなり大がかりに分解するので、怖いと思う方は時間かけて作業するようにしてください」

というのも、俺もちょっと今回は壊さないようにあちこち見ながらやったのですが、それでも割とコツというか「分解の手順見ないと苦労するな」って(ぇ
割といろんな物の分解し慣れてる俺がこう感じるので、単純作業だとしても元に戻すための記録や分類分けを出来るように用意しておいた方が良いと思います。


てなわけで、分解そのものはシンプルなんで詳しくは書きませんが、気になったところだけ追加する感じで。
裏蓋外してメイン基板とるまではそんなに問題ありません。
強いて言えば「フラットケーブルが結構多いので、引っこ抜く時にもぎらないように」くらい。

その後、背面のコネクタ用基板を3枚取り外し、操作パネル系のボードが見えるまで分解します。
この時…そう、おそらくほとんどの人が「触りたくねぇ;」って思う物に触れる必要が出てきます。

それが…「電源ユニット」。
PCみたいな箱なら良いですが、こういうのは大抵「むき出しに樹脂板でカバー」な感じなので、万が一触って感電したらどうしよう;みたいな所です。
が、まぁこれもネジを外すときに他の部品に触らないように行けばいいですし、基板裏面に指触れなきゃどうにでもなります。
ただし、分解したときに周りを保護してる透明の箱は外れないように処理しましょう。

そして、背面の電源コード接続やらついたボードを外すときにおそらく気がつく「これどうやって他に持って行こう?」ですが…電源ユニットの逃げ場と併せてちょっと考えたところ、こうすることにしました。

DSC_0145.JPG
本体右側化粧パネル取り外し(ぇ
つか、こうしないと避けられません。
電源ユニットの配線の関係で持ち上げられないし、液晶パネルを止めるネジの上に来てるのでどかさないとどうにもなりませんので。
これが一番楽です。

で、オリジナルの液晶部分へやっとアクセス。
DSC_0146.JPG
銀色のシールドも含めてオリジナルを撤去します。
液晶ユニットの下には隙間を埋めるようにシートが入ってますが、それは残す感じで。
入れ替え後はシールドは必要ないので、シールドを止めていたネジはそのまま戻して良いです。

外したらTD-120を仮合わせして、位置が良ければネジ止め。
DSC_0147.JPG
すんなりついているように見えますが、実は汎用液晶のバックライト配線部分の張り出しが若干当たるのと、
写真左側の基板の長穴の位置が若干ずれているので、ヤスリで該当部分を削って辻褄合わせています。
配線には一切関係しない場所なので思い切って良いですな。
尚、取り付けでオリジナルの樹脂パーツ分の厚みが足りないので、TD-120付属の樹脂ワッシャーを入れて固定する形になります。
※ちなみに位置調整していけると思って固定しましたが、若干上に問題ない程度にずれてました。
 文字が枠から外に出るようなら直した方が良いですが、許容範囲ならまた全バラしたくないので妥協も必要(ぇ
 この後動作確認でどれくらいずれたか写真で見えると思います。

そうそう、TD-120にフラットケーブルついてくるので、オリジナルを外す必要はありません。
オリジナルが抜けないようにテープで保護してたので、手持ちのカプトンテープで気持ち留めときました。


あとは元通りに組み直すだけ。
ネジが多いんで入れるところ間違えたり、入れ忘れたりしないように。

組み終わって、見た目が変わるw
DSC_0148.JPG

電源入れて後は問題ないか動作確認。
DSC_0150.JPGDSC_0151.JPG
(ちょっと上ってこんな感じです。文字が上の枠にひっついてる程度。この辺は気にならないなら放置かな?とはいえ、取り付けの写真見ると割とギリギリでもあるので、削って良いと思うなら削ったりして調整でしょうな。)

画面変えてみたりとかしましたけど、やはり反転の方が見やすさが上です。

そして、このコンバージョンですが、エミュレート処理入る関係で若干のラグがあるとメーカーは公表しています。
が、実際に使ってみるとオリジナルの液晶が表示に若干の反応時間があったのも手伝って、全く気にならないどころか、若干速くなったような雰囲気を感じるので問題ありません。

見た目も今っぽくてこの方が良いですなw

で、このメーカーの商品使ってるよ?という事で、起動時に一瞬メーカーロゴが出ます。
DSC_0152.JPG
カメラで構えてる暇もないほどの時間しか出ないので手ぶれ避けられないほどですが(ぇ

そんな感じで、TD-20系の液晶不良起こした後の救済パーツ導入終了です。


本音言うとちょっと高いって感じはする;用途が特殊すぎて数でないだろうから仕方ないとも思うけど。
けど、対費用効果は高いと断言は出来ます。
アナログシンセにケンジントン入れてMIDIで動かすとか考えたらグッと安いし。

TD-20系諦めたくないというか、使い続けたい方は参考にしてもらえれば、かな?w
とにかくバラしまくりなので、再組み立てでネジ余らせがちな人はくれぐれもそこだけ気をつけていただければと思います。


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フレットすりあわせスキル習得 [音楽関連]

さて、昨日5月8日にコロナがようやく5類指定に切り替わって、いろいろ生活が元に戻るタイミングになっていきそうな感じですが。
GW中に必要があってよく行くホームセンターに行ってきたら、入り口の手指消毒用の消毒液が撤去されていて、やっと元の感じになってきたなと実感してたり。
(俺自身はあと半年くらいはまだ用心はすると思いますけども、それでもマスクなしにやっと出来るのでホッとしたみたいな)


で、そのGW中ですが……やるやる詐欺状態のドラムシェル加工の道具をやっと用意できた(扱いやすい道具選定に時間割きすぎただけなんですが)ので、それはまた気合い乗りそうなときにやるとして、実は別途やらなきゃと思いつつ後回しにしていた作業がついに我慢ならなくなって実行した感じです。

そう、中古で手に入れて、割とフレットが減り気味だったギター「5本(!?)」のすりあわせ作業やってました(ぇ


DSC_0066.JPG
この写真は最後の1本になったフェルナンデス APG-80S魔改造さん。
(やれる人からは写真見て「おぃっ!」って突っ込みうけそうですが、そうです。ボルトオンなのにネック外してません← でもこれで問題なく作業できました。)

APGスルーネック(これだけ組まれてなかったので最初のすりあわせがなされていなかった)と、Edowards E-CY115D、GrassRoots Reindeer、APG-80S、B.C.Rich Ironbird(これらは凹み多数な上に隣の音が鳴るくらいのが散見、弦高でごまかしてた)を都合3日に分けて作業。

道具に関してはHOSCOのすりあわせ用のヤスリを一式、以前より所有していたのでそれ使った感じ。
ネック用のストレートエッジも実は相当前からギター用とベース用両方持ってたりします。

作業的にはよく検索したら出てくる方法そのままなんで詳しい手順はまた割愛しちゃいますけども、
実際にやってみたら想像以上に難しくない作業で驚きました。
割とね、フレットに平面出来るくらいガリガリ削っちゃうんで結構最初心配ですが、案外高さ残るんです。
ただ、凹みのあった部分やら、最初のすりあわせで失敗してるのか、削れてないのに一部だけ妙に低いとか見えてくる。
この辺をどうやって辻褄合わせるかってのも割と悩ましかったです。

今回はなるべく削る量を減らす目的で、一番低くなっていたところのトップが少しでも平面見せたら終える形で調整しました。
これで問題なく仕上げできてます。

そうそう、写真でフレットを赤のマジックで染めてますが、これもプロの作業参考にして赤使った形です。
最初黒のマジックでやったんですが、レベル出しは良いんですが、フレットクラウンファイルで丸くするときに全く見えなくなっちゃうんで凄く大変で、赤に切り替えたらめっちゃ見えて楽でした。
やるんなら赤のマジック必須です。

DSC_0067.JPG
作業後はこんな感じですっきりした感じに全部なりました。
※その後調整したらすべての竿が弦高低くなってペタペタ設定出来たので凄く満足です。

でねぇ…作業後に弦張って調整し直して弾いてみて、やっぱりこういうリペアはやんないとダメなんだなと実感しました。
手持ちですりあわせしないで済んでるギターはフレットのトップが削れてないのが続いてるので気になってなかったんですが、今回やってみたら必要だった楽器の音の出方が激変しまして。
やはり「音の合い」が揃うんで新品触った時みたいにちゃんとなるんですよね。

入手金額的に修理に持って行くので悩む楽器ばかりだったんでこんな感じだったんですが、これならもう自分で出来るんで怖くない(`・ω・´)


自分でやるの怖いとか道具無いとかって人で、演奏に影響出るほど減った人は迷わずリペア持ってった方が良いです。
安い楽器だと「買い換え視野にして」って断られる話もありますが、使い続けたいならやっても良いし、買い換えても良い。
そのとき手元に残すなら自分でやってみても良いかもですね。


あとは…個人的にはフレット交換作業の道具を揃えてみたいかな。
現状やる必要は無いのでまだ工具揃えるのどうしような場所ですが、フレット浮きとか直せるようになるとまた良いだろうし。
だんだんこうやってテックみたいな技術持つようになっちゃうのかな俺←

ちなみにIronbirdだけフレットがステンレスだったらしく、すりあわせ作業が鬼の8時間耐久になって体バッキバキになりました←
※その後休み中に一日ねてしまうと言うイレギュラー起こすくらいに疲労しました←
 ステンレスフレットの工賃が高いのよくわかったよ…


そうそう、今回すりあわせやった後のサウンドチェックで気がついたことなんですが。

新品のギター弾いてて、弦押さえてた指が真っ黒に良くなるじゃないですか?
あれ、ひょっとしたら「フレットの最終仕上げの時に使ったコンパウンド」かもしれません。
今回やった後きれいに拭き上げたはずなのに、5本すべてで指が真っ黒になりました(ぇ
どこまでが指板染めた色なのかわかりませんが、原因いろいろありそうだなとw


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Kitanoのウレタンビーター [音楽関連]

最近はビーターの変更とかあまりなかった上に、大体フェルト地ので良いのが見つかってそっち使ってる関係であまり見ていなかった所謂「アタックの強い」系。

ふと思ったので久々に新型出てるかな?と北野製作所のサイトを「フリーフローティングスネア用シェル」を見るついで見て気がつく。
(オークションでフリフロのフレームのみが出てて一瞬買おうか考えて、サイズ変更含めたら新品部品で揃えるより結果高いになったのでやめたんだけども)

そこでKitanoのアルミビーターが出てるのを見かけて、「お?カノウプスで扱ってたノンブランドアルミと同じ方向行ったのかな?」と思いながらページを下に見ていって。
最下段になるほどウレタンビーターって歴史があったんだなと思いつつ、時代を感じる販売状態に驚きを隠せなかったですな。

そう、一番曲率の大きいヘッドのR35タイプしか今出てないんですよ。(KINGは狙いが別な商品なので今もあります。)
(TAMAビーター用の交換シャフトタイプのシリーズもなくなってます。)
俺も2セットR3500(一番平たいやつ。フラットとはまた別ね)を持っててずっと愛用してたんですが、もう今後入手不可能なのかな?とさみしい気持ちに。
これとIronCobraのツイン、Axis A-L2との相性良くて楽しかったんですけどね。
※SpeedCobraの付属ビーターがこれに近い音出せるようになったってのもあるんじゃないかと思います。


チタンビーター、出始めの頃はウレタンヘッドの商品のみで「シャフトがチタン製」だったところからこう呼ばれてました。
今だとヘッドの材質で指定した方がわかりやすいかなと。
何しろ当時はフェルトかウッドか樹脂・ゴムか?そうでなければウレタンか?みたいな時代でしたし。
※ふわっふわのヘッドのソフトビーターはフェルト扱いでしたな。
ウレタンなんてKitanoしかなかったんですけども。(今でも割とそうかw)

今はかなり材質増えて面白いですよね。

ちなみに初期KING(俵型のウレタンビーターで3本スリットが入ってました)もドラム仲間からチタンビーターのF-1と一緒に実費で譲り受けていろいろ使ってまして。
KINGもかなり太い音出ます。
チタンのF-1も見た目や印象とは裏腹にコントロール製かなり広いんで扱い方知ったら目から鱗です。

R3500、割と低音というか「バチン!」という方向からは少し距離を置いた音質だったんで、ドシッとした音質求めたいならこれって感じだったんでお気に入りでした。

個人的なおすすめポイントとしては、Kitanoのビーターはシャフトがチタン採用の関係で、足に戻ってくる強烈なインパクトが少ないので「キックの演奏楽だよ!」っていうことかな。
不思議としなる感覚があるので振りやすいんですよ。
これを知った状態でTAMAのコブラヘッドやPearlのDemon用ビーター使うとフェルトでもちょっと固く感じます。
ちょっと言葉にしにくいけど、レゾナンス的なところで伸びる雰囲気も出るのでその辺得たいなら一度触ってみるのも良いと思います。

当時のTAMAのCobraヘッド最強説がもうなくなってるんだなと思わせる内容なんで進化したなーとしみじみ。


ああそうそう。
Kitanoの本社へ通販を申し込んだときに、支払いをクレジットカードにすると番号と支払回数の確認を電話ですることになりますので、忘れてて電話来て「?」とならないようにしましょうw
※実は一度すっかり忘れて今時のメールでフォームのURL来ると思ってたら電話来て慌てましたので(笑


<2023/10/17 追記>
そういやその後調べていて、Kitanoのサイトで新型が出てるのを確認しましたw
以前無かったようなものも出てきているので、使いそうになったら試してみようと思います。

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モニタースピーカーが終了気味… [音楽関連]

昨年秋にPC更新がかかっていろいろ環境も更新かけ始めてそろそろ終了するかなという所なんですが。

システムチェックがてら、KOMPLETE14入手したのでGuitarRig6を試してたんです。
まぁこれ試す前から若干プツプツ言うなとは思ってたんですが、以前はソフトアンプシミュレータのインジケーターが振り切るタイミングだけだったんで調整してつかってたのが、
今回は何やっても消えない。

おまけに電源切ろうとしたら「じゃー!!」とノイズが途切れない状態になってコンデンサ容量抜けるまでジュージュー言ってる状態で;

ESP入学後に買ってるので17年ほど使ってるので、交換することに決めました。

TASCAM VL-X5。
扱いやすかったんですが…まぁ電源部やられてるんじゃどうしようもない。
とりあえず修理はしてみますが、音が左右でばらつくんじゃないかとか心配してます←

大分前から目星付けてたのがあるので、後日それをに入れることとします。


<2023/02/24 追記>
先日新しいスピーカーとケーブルを調達したので入れ替えました。
やはり現行だと音の出る範囲が違うなぁ。

で、VL-X5をテストしてたんですが…外したら症状出ないし(ぇ
ひょっとして…VOXのモニター用ケーブルが劣化してたとかあるのかどうか;
まぁ用途はあるのでちょっと考えますかな。
様子見てだけど。

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ロック式トレモロのオクターブ調整 [音楽関連]

さて、今度は道具系。

ものが大きくないので一度にまとめてまずは写真。
DSC_0240.JPG
左から「ESPアジャスター」「Ibanez Intonation Adjuster」「Red Bishop ACCU-LOCATOR(機種依存なし)」「Red Bishop ACCU-LOCATOR(Edge ZeroⅡ)」。

いわずもがなFloyd Roseに限らず、各社のオクターブ調整用の道具ですな。

最初は一番左の使ってたんです。
まぁ…使い方うまくすれば、これでFloyd RoseとGE1996Tまでは一応調整できます。
が、これ割とストリングロックスクリューを引っ張る関係で、角度落ち着くまでは設置が大変なんですよね。
うまく調整できたところでサドル固定してはずそうとしても外れにくくて苦労するときがたまにあるし。
なにしろ、Ibanezも持ってるけどこれでは対応できないし。

で、ぼーっと眺めてたら、IbanezがEdge系のオクターブ調整器具を出してきたんで買ってみたわけですよ。
これはこれでめっちゃ使えます。Edge系限定なら。
ただ…問題が出ちゃったのですな。
高い方のブリッジはこれでほぼ網羅できるんですが、廉価にも使われるEdge ZeroⅡだと構造違うんで使えないんです。
しかも調整こっちの方がESPより安定して使えるので「これのFloyd Rose対応あったらなぁ…」となる。

そしたら、調べてて今度はRed BishopのACCU-LOCATOR見つけちゃうわけで。
こっちはベースプレート側に引っかける部分が角度調整できるので、高ささえ合わせてしまえばFloyd RoseどころかGE1996T、Ibanez Edge系まで網羅しちゃうのです。
(というかTakeuchiものまで問題なく使えます)
実際使ってみてこれが「最強」かなという結論ですな。

しかし…それでもやっぱり出ちゃう「Edge ZeroⅡ」問題。
メーカーサイト見てたら最初からあったんでわかってたんですけど、専用品あるわけで。
先日のFU-Toneのブラスサスティンブロックを入れるときにどうしても調整必要になったので、この際追加で買って使ってみました。
結果は…ブラボー!ですよw
苦労が全くなくなってしまいました。

てことで、写真左側2つはもうお蔵入り決定なんですが、Red Bishop買っとけば個人でロック式のオクターブ調整するのはほぼ完全網羅なんでこの二つ買っとけ!みたいな感じです。
(Edge ZeroⅡ持ってないなら通常の一個で良い。)

オクターブ調整の時間がものすごく短縮できるので、ロック式トレモロのギター持ってる方は買っといた方が後々らくだよ、という感じで。
少し高めだけど、損した気分には絶対ならないので強くおすすめしたいかなw



すっごく古い話を思い出してしまったので。
これ、YAMAHAへギターの修理で質問したときの話なんですが(90年代後半)、オクターブ調整ネジの交換部品って単体で買えるのかと聞こうと思ってたんですな。
で、付属の取説に「イントネーション調整ネジ」って書いてあるから、「イントネーション調整ネジって市販のでも良いのですか?」てサポートに聞いたんです。

そしたら…帰ってきた返答が「イントネーションという言葉を存じませんが、オクターブ調整ネジでしたら…」と返ってきて白目に(笑

なんだよー一般的な呼び方とわざわざ変えてるのかと思ったから説明書に合わせたのに、サポートがそんな対応なら最初から一般呼称で聞けば良かったよ!と思った俺でしたとさw


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手持ちのギターのフロイドをちょいちょい改造して。 [音楽関連]

DSC_0239.JPG
タイトルの作業ついでに、以前ドレメルでD-Tunaのザグリを修正して大きく切りすぎていた「E-CY-115D」の隙間を埋めるべく、3Dプリンターで採寸した寸法を元にHTPLAで埋め込みブロックを作ってみたら、ジャストフィット過ぎて接着もせず軽い圧入で良い感じに収まって満足な俺です。

先月、Ibanez RG627REのサスティンブロックをFU-TONE社製に交換して、その効果に大満足したことで、
手持ちのロック式のアップグレードを決行しようと言うことになり、順次弦交換ついでに作業を進めています。
現状で以下の三つが交換終わりました。
DSC_0230.JPG
Grover Jackson SoloistについていたSchaller S-FRTⅡ。(Floyd Rose純正ファットブラスブロック32mm)
DSC_0237.JPG
B.C.Rich Warlock NJ DELUXEに乗せているFloyd Rose Original。(CP製32mmブラスブロック)
DSC_0242.JPG
Edwards E-CY-115D搭載のFloyd Rose Original。(CP製32mmブラスブロック)

こんな感じ。
WarlockとE-CY-115DはD-Tuna付けているので、先にアーミングアジャスターがついている関係でノーマルサイズのブラスブロックが必要でCP製になってます。
Soloistのは加味しなくて良かったのでファットブロック使いました。

S-FRTⅡってストリングロックスクリュー以外はFloyd Rose純正部品と互換がたくさんあるので、こんなこともできます。
DSC_0229.JPG
Floyd Rose Original系とS-FRTⅡではアームの角度がかなり違うんですが、ハウジングが同じなんで、
こんな風にFloyd Rose用のプッシュインアームのハウジングを流用できます。
(=Red Bishop製のアームも同じことできます)
個人的にあの大きく角度のついたアームが使いづらかったので、これでかなり楽になりました。

で、これらのブラスブロックなんですが、やっぱりノーマルのサスティンブロックと比べたら、重さが変わる関係で本当に締まったミッドやハイの前へ出る変化が顕著に出ますね。
知ってしまったらもうこっち使わないといられないです。

で…ちょっとだけそこでわかったんだけども。
これは固定ブリッジ系のRandy Rhodes Professionalのパーツ交換でわかったんですが、
やはりJacksonやIbanezに限らず、ペグはノンブランドからブランドに交換しなきゃダメだなと言う結論に至りまして、こちらも順次入れ替えています。
RR ProのペグをフィンガーロックタイプのSG381ロックペグに交換したら、チタンサドル入れたとき以上に音の輪郭と分離が強く出て、なおかつピッキングに対してのギターの反応が劇的に早くなったんで弾きやすさが異次元レベルで上がりました。
Ibanez RG627REがまだその辺で少し足りない感じなので、今後交換したいなと思ってしまうくらい。
また、先日Tone Vice Pitch Shifter付けたRRVも、バランスとして同じようにペグ側と思われる甘さが目立つようになったので、手持ちのJacksonギターは全て入れ替えてしまいたいという結論になって、Ibanezと一緒に今GOTOH SG381の発注をしようかなと考えているところです。

ほんと、細かい部品がかなり影響するようになったんで、ここいらでしっかり作り直ししておきたい感じですな。
ちなみにWarlockは最初から割と良いGroverペグがついている関係で、そちらは今回のブラスブロック交換で完全にこちらの欲しい立ち上がりと音質が得られましたのでもう弄る必要なしです。


で、そうなるとちょっとわかる人なら気になると思う、「GOTOH GE1996T」のサスティンブロックどうなのよ?というお話なんですが…
GE1996Tって最初からブラスブロックなんですよ(ぇ
なので、こっちはよほどのことがない限り交換する必要はないです。
FU-Toneに一応ファットブロックのラインナップがありますが、フロイドローズライセンスが終わる前の40mmブロックしかないので、それより短いタイプのブロックがついているブリッジでは交換できません; (最初が40mmだったら使えると思うけどね)
<2022/12/10補足:訂正し忘れてました← 末梢線部分ですが、先日見てみたところFU-Tone社のGE1996T用サスティンブロックは数が増えてまして、33mmや37mmとかも普通にラインナップされるようになってます。>

しかしホント、サスティンブロックの交換ものすごく効果ありますな…
自分がいかにいらない力を入れてピッキングしていたのかがわかるくらいには音が出やすくなります。
そんなにお高くないので気になる方は一度試してみると良いかも。

あ、交換するときにサドル外す必要があるんですが、実はオクターブ調整しなくてもさっとやれる方法があります。
DSC_0226.JPG
自分で考えてやってはみたんですが、調べたらこれプロの現場では当たり前にやってることらしいです。
マスキングテープを貼って、先端位置でカット入れて記録して、組むときにそこに合わせるという感じ。
割と簡単に済むのでおすすめですな。

使ってる部品の関係でCPとFU-Toneの同等製品が混在してそれぞれに使っている状態になってますが、
これ、実は俺が日本のCP社を知る前にKTSとFU-Tone知ってしまったから先行して買ったのがそうなっちゃっただけなんですけどね(^^;
ま、あんまりこだわってないので混ざりましたが、割とCP社は全体で採用率高いです俺。

YAMAHA MG-1RもCP製ファットブラススプリングハンガー入れたりしてかなり調整かけて良い感じに持って行ってたりとかもやってます。
※こっちはネック仕込み角変更かけてさらにデッドポイント解消レベルを上げています。


ブラスのサスティンブロックとかってかなり前から知ってたので、もっと早く導入するべきでしたわ…


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Ibanez Edge Zero Ⅱ(7弦用)のサスティンブロックを交換。 [音楽関連]

さて、先日のTremmoryとかと実は購入が同時期だったけど、ちょっと時間かかって届いた関係で後になった方を。

Edge Zero Ⅱの付いているギターといえば、俺の所有ではRG627RE(7弦)だけなんですけども、
基本Ibanezのブリッジってあんまり弄れるイメージはない感じですよね。
(あるにはあるんだけど知られてない感じがまだ強いかな)

FU TONE社の商品見ていたらサスティンブロックでIbanez用やらGOTOH GE1996T用やら見つけたので、ちょっと興味持ったのがきっかけ。
※その後youtubeのFU TONE公式チャンネルの紹介も見ておきました。

一応7弦用は別途用意されているのが普通なんだけども、調べてみたら手持ちのEdge Zero Ⅱはサスティンブロックが6弦用と変わらないみたいなので使ってみることに。
で、そのままスプリングハンガーと一緒に注文したのですが…ここでFU TONE社の方から連絡が来る。

「IbanezのEdge Zero系はたくさんの種類があるので、開発の方に見せられる写真を送ってもらえないか?開発の方で使えるかどうか確認を取りたい。」

という旨のお話でした。
まぁ問題ないのでサクッとまずは送ったんだけど、俺の方で「ゼロポイント付いてないタイプだからいけるかもよ?」なんて送ったもんだから、更にしっかり見たいと言うことにw
なんとなくここで「ひょっとしたら軽く分解した写真の方がいいんじゃないかな?」と思ったので、サドル外してブロック取り付けねじのピッチとサスティンブロックを直接写真に撮って送ったところ「それなら間違いなく付けられる!」ってお話になって購入できました。
やりとりの中で「使えないものを間違って買わせるわけにはいかない」という気持ちが凄くわかる感じだったので、やはりエンジニアが社長してる会社は違うなと思ったり。信用度半端なくて更に気に入りました。

で、届いたのがこちら。
DSC_0185.JPG
必要なネジ付いてきてますが、今回はやりとりでお互いに印象の良い状態になったため、サスティンブロックのスクリューはおまけしてくれた可能性が高いです。
なのでもし買うんだったらノーマル使うかFU TONEやCPのネジを別途用意するのも良いかも。
ちなみに今回はノーマル使えるのわかってましたが、ここまで気分良くやりとりできたんでネジごと交換することに。
(ちなみにこのネジの変更ですが、割と馬鹿にならないくらい音質に関わるところなので、こだわる向きな人は納得いくのを用意した方が良いです。今回はFU TONEで用意しているビスなのでこだわりがあるんじゃないかと思っての選択ですな。)

早速分解してノーマルと形状比較。

DSC_0186.JPGDSC_0187.JPG
ん、全く同一の形状ですな。
スプリングのかかるところにとりつく固定プレートもそのまま付きます。

あとは元に戻すだけなんで途中経過はすっ飛ばして。
DSC_0191.JPG
大きさ同じですけど、材質変わった関係でものすごい重量感。

あとはスプリングハンガーを取り付け用のタッピングビスと一緒に入れ替えて、弦張ってオクターブ調整してスプリング調整もして完成。
DSC_0194.JPG
なんも考えずに作業しちゃって、弦アースの半田付けで脱脂忘れてちょっと汚い←
ある程度熱されて付いたら取れなくなりますけどやけど注意;
ちなみにこのスプリングハンガー用のタッピングビスも材質で音変わるのでできるだけ一緒に交換しといた方が良いです。

…Tremmory入れたくなってるのは内緒だ!(こらこら


サウンドチェックに入ったらもう大変化でびっくりですよ。
ノーマルからCP製チタンビス入れて調整少し取ったにしろ、RG627REってRG7321とかと同じボディとネックなので「全体的に7弦とはいえ若干音色が軽い」印象があったんですが、
サスティンブロックの変更でびっくりするくらい変化して「重量感とパワー両方」が飛び抜けて上がってきて、
ランク的に2つ以上上の方にシフトしたような音色になりました。
めちゃくちゃ音が出るのよ…制御きかないかなと思っちゃうくらい。

しかも低音弦側のクリア度が高くなったので歯切れがものすごく良い。

効果絶大だったので大満足ですなw
紹介動画にあったように変化が「Huge」な感じでした。

チタン導入でもストレートに飛ぶ印象なのに、更にぶっとくなったレーザービームが飛ぶような歪み音色、凄いですよ…
サスティンが伸びるどころじゃないのでもうどうしたら良いのか最初戸惑うくらい。
(結果、今まで無駄にピッキングで強く弾いていたのがわかってしまったくらいです。)


ちなみに、この直前、また買っておいて作業が後回しになっていたRGIM7BCなんだけど、こちらもGOTOHのロック式ペグ(ダイヤル型)へ交換してまして、これがまたものすごい違いに。
Ibanezに今付いているノンブランドっぽいペグ、基本的には付け替えた方が良いです。
これも「なんでこんなに変わる!?;」ってなるくらい音質のグレードが上がったので、RG627REのペグも同等品なため交換したくなってます。
SG381一式買って入れ替えるか。


やっぱりね、部品交換でウィークポイントを解消できるなら、いろいろ加工含めて交換するってのはやった方が良いと思います。
結果満足したら使う頻度上がりますしね。


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