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ダイレクトエクストルーダーにしてから積層乱れの原因特定 [Ender-3系]
先日ようやく気がついて対策とって治まりましたが、これはなかなか気がつかなかったですな;
なんか綺麗に積層が揃わなくて側面がガタガタになりっぱなしで、まともに使える物にならないので調整やらパーツ変更とか試してた訳ですが、全部スカだったというw
先日のZ軸スクリュー交換はそれなりに効果あったんですが、やはり乱れるのでおかしいなぁと思って、印刷中のフィラメントの送りを手で軽く見ていたら気がつきました。
それはたまたまチョンと触ったダイレクトエクストルーダーに使ったモーターのケース。
印刷開始10分程度だったんですが、ものすごい発熱してるんですよ。
トルク的には問題なかったはずなのになんでだろうと思ったら、発熱でダレちゃって送りが不安定になってたんですね。
以前モーターの話で書いてたことありますが、交流モーターのローター発熱によるトルク変化と見ていいかなと。
で、ノーマルのモーターに置き換えたら発熱は全くなくなりド安定。
薄型NEMA17でトルク数値見て買ったつもりでしたが、やはり国産とちょっと性能表記で基準違う可能性あるようなので、できるだけノーマルとサイズ合わせた方が交換用は良いかもしれません。
して、もう一個。
扱いやすくてずっと使っていたWHAM BAMのスプリングシート+PEXのビルドプレートなんですが、ここへ来て熱歪みからの復元力がなくなってしまい中央部が伸びた感じに。
おかげでABS系の高温保持が必要なとき(100℃近くを使います)になったときに中央部がマグネットから浮いてしまって話にならない。
つまり、いつも印刷できていた評価用の船が失敗していたのはこれが原因でビルドプレートが積極的に蹴っ飛ばしてたんだと気がつきまして、これも以前使っていて感触は良かったけど3D Touch使ってなかった頃に完成品が剥がしにくいくらい調整できてなかった樹脂プレートへ変更しました。
これも思ってたとおりで、一層目の定着に使う距離がしっかり合ってると冷えた時に勝手に剥がれるだけという理想の形になったので、やはり使い方と調整が合わないとダメなんだなと再確認したり。
PEXのビルドプレートも好きなんですけど、60℃程度までの環境かなこれは。
ともあれ、かなり悩んでいたASAとHTPLAが「何に悩んでたのよ;」というくらいにはド安定するようになったので一安心。
今、次のアップデートのためのパーツを印刷しています。
やっとヘッド周りのパーツを出してそのまま使える状態に持って行けましたよ;
あとはKickStarterで出資した物が届けばアップデート開始ですな。
今度のはMarlinの記述も同時にやらないといけないので、また調べないといけない。
なんか綺麗に積層が揃わなくて側面がガタガタになりっぱなしで、まともに使える物にならないので調整やらパーツ変更とか試してた訳ですが、全部スカだったというw
先日のZ軸スクリュー交換はそれなりに効果あったんですが、やはり乱れるのでおかしいなぁと思って、印刷中のフィラメントの送りを手で軽く見ていたら気がつきました。
それはたまたまチョンと触ったダイレクトエクストルーダーに使ったモーターのケース。
印刷開始10分程度だったんですが、ものすごい発熱してるんですよ。
トルク的には問題なかったはずなのになんでだろうと思ったら、発熱でダレちゃって送りが不安定になってたんですね。
以前モーターの話で書いてたことありますが、交流モーターのローター発熱によるトルク変化と見ていいかなと。
で、ノーマルのモーターに置き換えたら発熱は全くなくなりド安定。
薄型NEMA17でトルク数値見て買ったつもりでしたが、やはり国産とちょっと性能表記で基準違う可能性あるようなので、できるだけノーマルとサイズ合わせた方が交換用は良いかもしれません。
して、もう一個。
扱いやすくてずっと使っていたWHAM BAMのスプリングシート+PEXのビルドプレートなんですが、ここへ来て熱歪みからの復元力がなくなってしまい中央部が伸びた感じに。
おかげでABS系の高温保持が必要なとき(100℃近くを使います)になったときに中央部がマグネットから浮いてしまって話にならない。
つまり、いつも印刷できていた評価用の船が失敗していたのはこれが原因でビルドプレートが積極的に蹴っ飛ばしてたんだと気がつきまして、これも以前使っていて感触は良かったけど3D Touch使ってなかった頃に完成品が剥がしにくいくらい調整できてなかった樹脂プレートへ変更しました。
これも思ってたとおりで、一層目の定着に使う距離がしっかり合ってると冷えた時に勝手に剥がれるだけという理想の形になったので、やはり使い方と調整が合わないとダメなんだなと再確認したり。
PEXのビルドプレートも好きなんですけど、60℃程度までの環境かなこれは。
ともあれ、かなり悩んでいたASAとHTPLAが「何に悩んでたのよ;」というくらいにはド安定するようになったので一安心。
今、次のアップデートのためのパーツを印刷しています。
やっとヘッド周りのパーツを出してそのまま使える状態に持って行けましたよ;
あとはKickStarterで出資した物が届けばアップデート開始ですな。
今度のはMarlinの記述も同時にやらないといけないので、また調べないといけない。
2021-04-30 17:00
コメント(2)
私もダイレクトエクストルーダーに交換しばかりで、調べてたらここの記事を見かけました。
積層乱れの原因は重すぎですかね?
モーターを薄型にしてみたところ、今度は発熱がすごいです。
なかなかうまくいきません。
速度や加速度を落とせば揺りかえしも減るのかなぁと思ったりしています。
by ぼよん (2021-08-17 00:51)
>ぼよんさん
その後俺の方もいろいろ試してみて原因はさぐって見て、大体の解決策かな?というところまでは来ております。
薄型モーターに関しては、MarlinのConfiguration_adv.hのエクストルーダーモーターの設定の電流値(580とか650とかのところです)の数字が大きすぎる可能性でこれから試してみようと思っているところです。
発熱が大きいとなると、TMC2209などのUARTでの自動調整で真ん中が大きすぎるんじゃないかという予測です。
モーターの重さに関してては今はノーマルモーター使ってますのであまり関係ないと思います。
Z軸での上昇がモーターの回転角度で決まってるはずなので、影響があるとすれば若干上昇が遅い位でしょう。
ただし重さは確実にあるので、移動速度を上げすぎると影響を受ける可能性はありますので、フィラメントの持つ最速設定を使うときはベルトテンションと併せてアクセラレーションとの調整を小さい評価用モデルなどで条件出ししてみてください。
揺り返しは加速度や印刷速度の調整で直せます。これは何度かやってうまく行きました。
直らないときはフィラメントの吸湿が影響してる事もあります。
結局一番影響を出していたのはフィラメントの状態でして、PLAなどの湿気を吸収しやすい種類のものは、
なるべく防湿庫や乾燥ボックスで状態をベストに保てるようにした方が良いです。
PLA+でダメだなぁ…と思ってたらこれにハマってまして、吸湿してしまった時の対処法「射出温度を高めにして若干遅く出力」でクリアできたなんて事もありましたが、やはりクオリティは低かったです。
トライアンドエラーで覚えて行くしかないので大変ですが、一個ずつ頑張って試してみてください(^^;
by 魅剣 凪 (2021-08-17 18:18)