本体のパーツを便利パーツへ置換え

ちょっとプリンタ本体の話は更新止まってましたが、取り合えず一段落の所まで来ましたので。

Ender-3を使い始めて、SDカードにGcodeファイルを入れて出力、という形で使っている訳ですが、
使い始めてみると案外「ここはもうちょっとこうだったら良いのにな」とか「これじゃダメじゃん」とかあるわけで。

この機種を使われている方全員が必ず言う「メインボード上にあるファンの開口部が上を向いているので、フィラメントの屑が入り込んで困っちゃう」というのは俺もすぐさま思いましたので、カバーは用意することに。
このカバーは前の記事までに何度か映り込んでると思いますので割と早い段階で…とはならずに、実は精度出せるのわかってから出力したわけですが。
このパーツは3点式レベル調整導入前、オールメタルホットエンドが調子よく使えたのでそこで作ってました。

で、一通り精度出せるようになったので、手に入れてからずっと感じていた「マイクロSDカードの差し込みが面倒」という部分にメスを入れる。
延長して移設するSDカードリーダー（カードも普通のSDカードになる）を導入して使えるようにしたんですが、そのままだと転がしとくだけなのでケーブルが危ない。
なのでホルダーを出力したのですが…公開されてるフリーの物がことごとくアルミフレームの固定溝に入らない（ぇ
削って調整しても入らないという謎が続くため、個別でカードホルダーはやめて何かないか探したところ、個人的にベストだなと思うモデルを発見したので使わせてもらうことに。


裏のカバーは普通にノーマルのコントロールパネルの蓋としてフリーで配布されてるもの。
パネルは…そう、SDカードリーダーを押し込める枠が作ってあるのですよ。
これならいける！(｀･ω･´)
（ちなみにパネル取り付け側表面にいろいろ痕やら黒いの付いてますが、きちんと清掃しないでやった結果、前の黒いABSのカスが取り除けていなくてくっついちゃったもんです。痕は今までの出力でPEIシートの気泡抜けなどが起きて、うっすら凹凸ができているところです。精度関係ないし、売り物にするわけでもないんで気にせず←）

白いのは新しいABSフィラメントを試したから。

このパネルに止めると、何故かダイヤルのボタン機能がつまみの構造上押せない感じになるので、そこは詰め物して距離確保して使えるようにしてあります。

こう白いと他も変えてしまいたい、と言うことで、すぐさまファンカバーも出力し交換。

となれば、白で統一したくなるってもんで、ええ、ヒートベッドの取っ手も出力し直しました。

条件みながらやった結果、ノズル温度がちょっと低かったようですが使えるのでそのまま搭載へ。
ベッドから浮きも1度発生して失敗したため、今回はブリムで密着性上げて成功。
余分はカッターでこそぎ落としました。

そして取り付け。


うん、統一感出てよろしい感じにｗ
ただ、ABSでパネル出力すると若干柔らかくてしなるので、ここは後日PLAとかで白手に入れて作り替えても良いかもしれませんな。
この位置であれば熱の影響受けにくいので。

あと、クローズアップした写真がありませんが、X軸とY軸の移動用タイミングベルトのテンション調整に使う部分を、アフターのネジ調整式に付け替えました。
本来は出力したパーツで作る予定だったんですが、精度が出しにくいの見えてたのでちょっと苦労考えるより買ってしまえ、に。
Y軸側は移動距離最大側で10mmほど手前で止まるようにしておかないと、ローラーがヒットして位置が狂う可能性があるので、Cura側で範囲を変更して使っています。
Marineなのでメカ的に上限入れておいても良いかもしれませんが。それは後でArduino IDEの記述みながら考えます。


さて、もうかなり自在になってきましたので、そろそろ作りたいパーツを出していこうかなと思ってます。
とりあえずASAフィラメントの条件も出しつつ、実用もの考えていこうじゃないですかｗ
…あ、PETGもそしたらやらないとね。