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Ender-3に付いていたパーツ系(サードパーティ含む)でXchange用ユニットを作る [Ender-3系]

というタイトルで始まったわけですが、結果としてノーマルのまま使ったのがモーターと冷却ファン2つ、ヒートシンク(とはいえMicroswissのコピーなオールメタル型)という、結局いろいろ見つけたの使ってるやんかというお話。

あんまりいろんなパーツ作ると保守部品が増えるんでよろしくはないんだけど、どうせヘッド変えられるなら構成違いにしてみたいじゃないとかもあって作ってみることにしました。

そんな感じで、実はひっそりとGrabCADに個人開発で登録しているので(特に問われることはないです)、そこから使えるライブラリでEnder-3のホットエンドとエクストルーダー一式、BL Touchの3D CADモデルを入手してアセンブリを設計。

ender3normalpartdd.png
詳しい構造は書きませんが、Revo HEMERAやV6+BMGエクストルーダーとプローブオフセットや本体とのノズル位置は全て一致させて設計させてあります。
都合HEMERAとV6は似た構成を取れたんですが、このノーマルパーツを使うパターンではBL Touchの台座が干渉するため流用できないのでベースプレートを一体型にした感じです。

とりあえず最初に作ったこの形でPETGで出力して組もうとしてびっくりする(ぇ

なんとねぇ…拾ってきたEnder-3のホットエンド(Mk8ってのが正式名称)だと思ってたのが、実はCR-10系用だったんですよ!(ぇ
何が違うかというと、Ender-3もCR-10も同じCreality 3Dの製品なんですが「ホットエンドのヒートシンクの長さが違う」という驚きの事実を使わなくなってから知るって言う(
そうか、だから部品調達でずっと見てきて海外通販ページで「CR-10」と「Ender-3」をしきりに区別してたのかとやっと理解するに至りました。
確実にそれがわかったのがMicroswiss社の直販ページというね。しっかりEnder-3とCR-10と分けて販売してます。
見事にCR-10の方が頭がちょっと長いです。
※これ困ったことに、相互で長さは違うものの、構成一緒に変えるのであれば一緒に設計してしまえばどっちにも使えちゃうんですよ。
 ノズル先端位置に合わせてパーツ冷却ノズルやオートベッドレベリング関連の部品の位置合わせりゃ良いんで。

(せっかくギターのネックアイロン作業と平行でやったのに使えなくて)若干愕然としながらも、GrabCADでもう一度モデルを探してきてEnder-3ノーマルホットエンドを確認したところ、明らかに短いって言う。

仕方ないので該当する部品の設計を修正して使えるようにして再出力しました。

で、完成しましたのがこちら。
DSC_0063.JPG
みごと綺麗に位置関係が出て行けるようになったんですが、ここで一つ問題が。
ノズルのチョイスの関係でV6用のヒートブロックとヒーター、サーミスタを使うことにしていたのですが、
先端位置やクリアランスはよいのにもかかわらず「配線がキッチュ」という(白目
避けられるのでなんとかなるんですが、加熱して増し締めの関係で工具が入りにくいかな?となる。
※パーツ冷却ファン外してやれば良いのですが。
(余談ですが、今回からエクストルーダーとホットエンドの間にはCapricorn Premium PTFE Bowden Tubingを使い始めました。内径がΦ1.9mmなので遊びも少ないですし、PTFEチューブより耐熱性が高いです。)

配線どうしようか考えながら、「そういえばV6+BMGエクストルーダーのヒーターがV6標準の30Wだしここで予備も尽きてるから40W一式そろえておくか」と、いつものTrianglelabの商品を発注をかけに行って手が止まる。

「なんだよTrianglelab!!また良い物作りやがって!!!」w

というわけで、ここで一度ヒーター一式と一緒に「その新製品」を発注して待つことに。
しばらくして届いて組み付けたのがこちらです。
DSC_0066.JPG
Trianglelab CHC(ceramic heating core) Kit(280℃/30W)※この状態で周辺が溶けることはありません。
今回使用したノズルもTrianglelabの超硬です。カーボン繊維とか入ったの使う可能性はあるので。
そう、Revo SixとかRevo Hemera触った方ならわかると思う「直接加熱型」なんですよ!
Revoシリーズはノズルのクイックリリースを考えてるので全てが専用品ですが、これは従来のヒートブレークとノズルを直に締め込んで使うタイプ。
もうね、見た瞬間に「やはりこの形が来たか!!」と。
加熱効率考えたらこっちの方がいいのは一目瞭然なので良ければATOMやPrusaにも使おうと考えて。
ヒーターとサーミスタの配線もコネクタ式になってるので、設定した後に分解交換が必要になっても簡単に作業できます。
※サーミスタは104GT-2なのでMarlin上では「5」を指定すれば良いです。

晴れて使えるようになったので、Z Offset割り出ししてPIDチューニングも取ってMarlinに書き込んで準備完了。

テスト印刷と言うことで、「エクストルーダーをデュアルギヤタイプにするためのパーツ」を出力することに(ぇ
※決して最初からデュアルギヤエクストルーダーを使いたかったのに、高さが違うの忘れてて付かなかったわけでは……(その通り、間違ったのよ← 予定では一足飛びしようとしたのに忘れてて)

そしたらですねぇ…良い感じで出力していたんですが、ちょっとフィラメントがスリップしたかな?と思ったけどそのまま動いていたので任せて離れたら、終わってみたら途中から印刷されて無くて終わってるって言う。
不思議なのは3Dプリンタ失敗名物「たべれない焼きそば大量生産」が無く、「ちょっと大きめの樹脂玉がノズルにくっついてるだけ」で完走しているという謎状態。
フィラメントにもギヤが削ったような跡がない。

しょうがないのでV6で出そうと用意して、ふと思ったのでエクストルーダーのキャリブレーション(100mm送り法)かけたら7mm送りが足りないって言う。
どうやら、スリップの時にノズル到達が足りて無くて引っかかり、その後は足りない分がゆるっと溶けてノズルの先端に溜まっていく状態だった模様です。
つまり、気づいてなかったけどノズル温度が高すぎてフィラメントが必要以上に流れ、アンダーが重なりすぎてフィラメントが届いてない状態がそのまま続いたようです。こんなエラーもあるのかと(

わかりゃ良いんですがちょっと面倒だし、万が一直して試してもスリップが出ないとも限らないのでV6使ってパーツは出力しました。

CHC Kitですが、これは予想以上の良い商品で、もし気になるなら標準ノズル系で使われるのであれば、コアの短い方で良いので是非とも使ってみて欲しいです。
メーカーのリファレンス動画では加熱増し締めせずに1.2N・m程度で締め込めば良いそうで、俺もそれでやって漏れ皆無です。
なので、上手くやればノズル交換楽だと思います。


で、デュアルギアエクストルーダーを作るためにこれまた3D CADモデルを入手して作り上げた第2バージョンがこちら。
DualgearDD.png
エクストルーダーの位置関係修正しただけですが、案外位置関係が違うんで形が結構違うことに。

これを出力して組み上げました。
DSC_0076.JPG
強度も問題なくきっちり形になったのでまずは大丈夫そう。
この状態でV6側のZ Offsetも再調整必要そうだったので、それと併せて両方の細かい数値を再設定、
キャリブレーションでデュアルギヤエクストルーダーのステップ値を計算しなおして反映させました。

都合テストはまだになりますが、おそらく問題は出にくいんじゃないかと今までの経験から感じてます。
ま、1層目の状態が駄目だったら調整し直せば良いのでw


して…書いてて気がついたんですが、E3DがこのタイミングでどうやらRevoノズルの最新出しそうです(`・ω・´)
CHC Kitは今回作ったヘッド用に、従来のヒーターはATOMとV6用にして、Revo SixをPrusaに入れよう。

今回もまさかの品質で信頼しているTrianglelabがすごいのを再確認した感じですな。



ちなみにねぇ…ちょっと時間が開いたけど、カプリコーンチューブを発注したときにものすごい不信感がBIQUにできてしまって、今後BIGTREETECH含めて使わなくなるかもって感じです。
カプリコーンチューブとPrusa用の変換配線発注したら、他の業者は即納なのにBIQUでは欠品になって、商品扱い下げたのに問い合わせるまで発注放置しているという最悪な対応ありましたので。
保険で他の業者使ったので組めましたが、BIQU側でチューブは在庫残ってたので送ってもらい、無かった変換ケーブルはキャンセルで返金してもらいました。
無いなら無いとなぜ言わんのだと言うね;たとえ対応が半端でも他のとこ先に言ってくるぜマジで。

メインボードも今後買うときは壊れにくい感じあるんでMakerBase社使うかな。


<2022/07/22 追記>
その後一度このタイプで出力してある程度上手くいったので、気になってた少し大きすぎるのを改善したバージョンを後に作りました。
dualenderstock2.png
位置関係をブラッシュアップしたら他と同じような構成にできたので、BL Touchマウントも今回は別体です。

DSC_0128.JPG

こんな感じですな。
セッティングが完全に出たわけじゃないのでまだちょっと調整必要ですが、ホットエンドの冷却も全く問題なく動作してかなり良好な出力はできます。
やっぱり本体の調整が決まらないとCura側の設定が安定しないので、メカ的なダメ潰しは必須です。

でもって、ここへ来てMakerBaseのタッチパネルのUSBコネクタに不調が。
前から気になってたんですが、若干緩いのと抜き差しで弱ってしまうのと重なってついにデータの瞬断起こすようになってしまったようで。
これはSDカードスロットなら起きにくいのでそちら使えって事でしょうな(^^;

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