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中古で3Dプリンター「ATOM」を手にしていろいろ修正開始 [Genkei ATOM]
んーと2台目の3Dプリンターをパーツから集めて作ろうかと考え、部品取りで見つけてきて手にしましたATOM。
元は10年前のモデルです。
RepRap系の国産モデルとしてオープンソースで出て、組み立て講習会みたいなのを経て使い方覚えるものでした。
…実は初期から知ってて、構成で「この価格だとちょっと俺は避ける;」って思ったので触らなかったものです。
で、部品見てたらちょいちょい違ってかなり小型化に特化していたので、当初の予定でやろうとしていた「Prusa i3をサードパーティでパーツから組む」を別に持って行き、パーツが激あまりするのわかったので駄目潰しして使えるように改造してやろうと考えを変えました。
何が気に入らなくて俺がこの機種を見なかったのかというと…
ここ、Y軸のフレームの固定が「ネジシャフト+ナット」という精度取れないし緩みまくる構造してたからなんです。
これ、構造体の設計知ってたら絶対やりません。使ってる間に事故りますので。
(といえば、価格から触らないのはわかると思います。)
で、やっぱりと思ったのが今回ここを修正して外したネジシャフトを見て正しかったなと思った次第。
そこは最後に。
手元に来て試しに締め込んでちゃんと置いとこうとしましたが…移動中にすでに緩んでしまって話にならないほど保持できない状態でした;
てなわけで、ナットの位置が最初の位置からあまりずれていなかったよう感じだったので、おそらくこのサイズが定寸だろうという長さで部品を調達しました。
M6のオスメス90mm支柱、同メスメス150mm支柱、15mmスペーサー、M6の六角穴付ボルト2種。
ネジ止め剤塗布して締め込んだらこれで緩むことは皆無ですし、この部品を使うと長さの精度がかなり高くなるためY軸の直交度がX軸Z軸に対してしっかり出せます。
初期RepRapでネジシャフトでフレーム作るの流行ってましたが、アレは価格下げるためなのわかってはいたんですが、どうしても生産機械設計も経験してるので剛性で劣るなと;
三角に組んで保持してるタイプなら問題ないんですが、それでも長さの意識をしないと歪みますし。
ATOMの板フレームにネジシャフトでは扱い方で固定が弱いので、どうしても今使っていて駄目だと思ったらこの方法試してみてください。
というわけで、こんな風に組んでいきます。
支柱同士を軽くつなげ、アルミフレームを挟み込んで締め込み。
このとき下側に押しつけるようにして位置をなるべく近くそろえておきます。
そしてYキャリッジのネジシャフトを外して、モーターの付いている後ろ側を90mm支柱にボルトで固定。
そう組むと前側がこうなります。
165mm前側に突き出す計算の設計なので、150mm支柱から前側の板まで15mm開きます。
ここに支柱用15mmスペーサーを入れて、ボルトで締め込んで固定。
最終的な形はこうなります。
これで緩みも揺れも出ません。
そんな感じでまずは第一段階の修正終了。
現状で俺のはがっちりに変わりましたので、安心度が爆上がりします。
で、本題は今回はまだ用意中なのでここまでなんですが、今のところ決まってるのは樹脂部品が積層方向がまるで駄目で強度全くないのと、Xキャリッジからホットエンドまで全交換するのでオリジナルの部品にすべて置き換えます。
加えて、元々ATOMはPC接続しっぱなしにして使うものなので、スタンドアロン化ということで手元に残っているEnder-3用の操作パネルとメインボードを使って制御する形に切り替えます。
気になるのはNEMA14モーターなんですが、ここは調べてみたらさほどMarlinの変更しなくてもよさげだったので、TMC2208のUART接続で動かしてみようと思います。
ついでに元が12V仕様ですが、モータードライブには関係ないので、部品を24V対応に置き換えられるようにしてかなり違う形に変化させます。
そして最後に「外したネジシャフト」がどんな状態だったか。
見事に片方曲がっています;
これなんですよ、ネジシャフトで構成するの見ていられないってのは;
安く上げたいのはわかるんですけど、精度とトレードオフになっちゃうのもったいない;
多分これ起こして上手く直せないから手放したんだろうなと思ってます。
てなわけで、まずは第一段階の変更でした。
<2021/08/21 追記>
その後第二段階の修正仲南ですけども、記事書けるかなーって思ってた矢先に「そのままじゃ駄目よん」が出てきて現在パーツ製作中だったりします。
これで良いだろう、と思っていたら実はそうじゃないのよそこは、っていう干渉の見落としが割と出やすい感じ。
今のところ2カ所出たのでそこを直すパーツ形状を割り出したところなので、これから変更かけていきます。
しかしまぁ…やっぱり他の人の設計のものを弄るってのはホント気がつかない部分が出るので大変ですわ;
元は10年前のモデルです。
RepRap系の国産モデルとしてオープンソースで出て、組み立て講習会みたいなのを経て使い方覚えるものでした。
…実は初期から知ってて、構成で「この価格だとちょっと俺は避ける;」って思ったので触らなかったものです。
で、部品見てたらちょいちょい違ってかなり小型化に特化していたので、当初の予定でやろうとしていた「Prusa i3をサードパーティでパーツから組む」を別に持って行き、パーツが激あまりするのわかったので駄目潰しして使えるように改造してやろうと考えを変えました。
何が気に入らなくて俺がこの機種を見なかったのかというと…
ここ、Y軸のフレームの固定が「ネジシャフト+ナット」という精度取れないし緩みまくる構造してたからなんです。
これ、構造体の設計知ってたら絶対やりません。使ってる間に事故りますので。
(といえば、価格から触らないのはわかると思います。)
で、やっぱりと思ったのが今回ここを修正して外したネジシャフトを見て正しかったなと思った次第。
そこは最後に。
手元に来て試しに締め込んでちゃんと置いとこうとしましたが…移動中にすでに緩んでしまって話にならないほど保持できない状態でした;
てなわけで、ナットの位置が最初の位置からあまりずれていなかったよう感じだったので、おそらくこのサイズが定寸だろうという長さで部品を調達しました。
M6のオスメス90mm支柱、同メスメス150mm支柱、15mmスペーサー、M6の六角穴付ボルト2種。
ネジ止め剤塗布して締め込んだらこれで緩むことは皆無ですし、この部品を使うと長さの精度がかなり高くなるためY軸の直交度がX軸Z軸に対してしっかり出せます。
初期RepRapでネジシャフトでフレーム作るの流行ってましたが、アレは価格下げるためなのわかってはいたんですが、どうしても生産機械設計も経験してるので剛性で劣るなと;
三角に組んで保持してるタイプなら問題ないんですが、それでも長さの意識をしないと歪みますし。
ATOMの板フレームにネジシャフトでは扱い方で固定が弱いので、どうしても今使っていて駄目だと思ったらこの方法試してみてください。
というわけで、こんな風に組んでいきます。
支柱同士を軽くつなげ、アルミフレームを挟み込んで締め込み。
このとき下側に押しつけるようにして位置をなるべく近くそろえておきます。
そしてYキャリッジのネジシャフトを外して、モーターの付いている後ろ側を90mm支柱にボルトで固定。
そう組むと前側がこうなります。
165mm前側に突き出す計算の設計なので、150mm支柱から前側の板まで15mm開きます。
ここに支柱用15mmスペーサーを入れて、ボルトで締め込んで固定。
最終的な形はこうなります。
これで緩みも揺れも出ません。
そんな感じでまずは第一段階の修正終了。
現状で俺のはがっちりに変わりましたので、安心度が爆上がりします。
で、本題は今回はまだ用意中なのでここまでなんですが、今のところ決まってるのは樹脂部品が積層方向がまるで駄目で強度全くないのと、Xキャリッジからホットエンドまで全交換するのでオリジナルの部品にすべて置き換えます。
加えて、元々ATOMはPC接続しっぱなしにして使うものなので、スタンドアロン化ということで手元に残っているEnder-3用の操作パネルとメインボードを使って制御する形に切り替えます。
気になるのはNEMA14モーターなんですが、ここは調べてみたらさほどMarlinの変更しなくてもよさげだったので、TMC2208のUART接続で動かしてみようと思います。
ついでに元が12V仕様ですが、モータードライブには関係ないので、部品を24V対応に置き換えられるようにしてかなり違う形に変化させます。
そして最後に「外したネジシャフト」がどんな状態だったか。
見事に片方曲がっています;
これなんですよ、ネジシャフトで構成するの見ていられないってのは;
安く上げたいのはわかるんですけど、精度とトレードオフになっちゃうのもったいない;
多分これ起こして上手く直せないから手放したんだろうなと思ってます。
てなわけで、まずは第一段階の変更でした。
<2021/08/21 追記>
その後第二段階の修正仲南ですけども、記事書けるかなーって思ってた矢先に「そのままじゃ駄目よん」が出てきて現在パーツ製作中だったりします。
これで良いだろう、と思っていたら実はそうじゃないのよそこは、っていう干渉の見落としが割と出やすい感じ。
今のところ2カ所出たのでそこを直すパーツ形状を割り出したところなので、これから変更かけていきます。
しかしまぁ…やっぱり他の人の設計のものを弄るってのはホント気がつかない部分が出るので大変ですわ;
2021-08-14 17:00
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