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新旧スーパーアスチュート [RC(田宮)]

はい、とても遅くなりました(
…うん、またも最近の田宮のオイルダンパー設定でやる気失ってしまい、一ヶ月ほど調整後回しにしていましたので、条件を同じにして比較できる形になっていませんでした(ぉぃ

…さすがにね、ちょっと先に一言言わせてほしいです;
復刻スーパーアスチュートに関しては作り的には不満ありませんけども、オプションパーツとして説明書に載せるなら「DF03ダンパーの長さに関する記述」くらい入れろよと。
子供相手にもなってるはずなので、もし復刻をやりたいのであればCVAベースのマシンが多いんだからCVAの長さのアルミダンパー出せばよいだけの話であって、下手な流用を押しつけるのだけは避けていただきたい。
何のためにCVAって共通のダンパー出してるのさと小一時間(

ちなみに、オリジナルの説明書にあるハイキャップダンパーの長さに合わせないと新旧どちらも取り付けできないので、サイズをここに残します。

「F:71mm R:92mm」の状態で「アームの一番外側の穴を使う」

です。これくらいは田宮の方で責任もって復刻にも書けよ!(怒
ていうか、取り付け穴に至ってはオリジナルの説明書にもないからな?;;
(実はこれが当時ゲンナリして降りるきっかけになってる。それまでは全部きっちりハマるパーツ構成だったのに、ここから合わなくなって設計に責任なくなってるんだもの;)
ちなみにオリジナルでもこの長さでリアドライブアクスルに抵抗起きるので、キャンバー減らすか復刻のドライブカップに入れ替えるか変更必須です。
(おそらく、今の田宮が復刻側失敗してて、ウィリー系やダンシングライダー系の方が売れるのはそういうことです。すべてが専用設計なので迷わないだけ。)


っとまぁ、本気でダンパーで文句言いたいのがRC復活してからずっと続いている田宮ですが、おかげさまで手持ちのオリジナルも補修できますし、そこは満足しています(笑
※いきなり怖くてごめんなさい←


で、とりあえず完成した二つのスーパーアスチュートの写真をば。

DSC_0219.JPGDSC_0220.JPG

左がオリジナル、右が復刻です。
見分けるとかあんまりないかと思うのですが一応ボディつけた状態でもわかる部分としては、
(俺のはレストアで入れ替えてるので見られませんが)ターンバックルに青色のものがついているのがオリジナル、黒一色なのが復刻になります。
この辺はイグレスと同じですな。
でもって、写真のようにシャシーのみの場合は、FRPのカット断面見てください。
オリジナルの頃の技術だと今のようにきれいな端面が出せなかったため、基本的に田宮の当時ものは白く見えます。
復刻ものはこの辺に最新技術が入っているため、端面も黒できれいに処理がなされて、指に痛くありません。

ちなみに復刻にあたって形状が変化しているかどうか見てみましたが、スーパーアスチュートはイグレスとは違い、フロントショックタワーまで含めて全く同じ形状でしたので、作っていて懐かしさ爆裂でした。
違うのは締め込みナットの咬みがオリジナルよりやや弱いので、メンテナンス時の取り外しでナット紛失に注意する感じかな?
樹脂パーツについては後述します。

では、各部見ていきましょうかw

まずはイグレスでも復刻で違ったのですぐに見つけられた「説明書指定の通りに組んだ場合のキャンバー」ですな。
DSC_0221.JPGDSC_0222.JPG

右がオリジナル、左が復刻。
オリジナルのマシンのパーツはレストアの時に大幅に入れ替えているので見栄えが違いますが、
ロッドエンドのサイズが今のものでも同じ大きさだったので、当時の説明書通りの形にしてあります。
左の写真の通り、フロントは見てわかるほど違いますよね?
右の写真はリアですが、元々リアに固定トーイン設定がついている車両なので見づらさがあるものの、やはりオリジナルには強いキャンバーがかかっています。
そう当時のトレンドはキャンバーを強くつける設定が流行っていたのが見えます。
が、面白いのは「タイロッドの長さ」。
実は新旧同じ指定なんですね。
ということは…そう、ここでトー角が違うんです。

具体的にどう変化するのを、据え切り写真で比較してみましょうw
これ、ドリラジしてる方はトーインとトーアウトの違いとして見られるのでいいかもねw
DSC_0244.JPGDSC_0243.JPG
左がオリジナル(強キャンバーでトーイン設定)、右が復刻(弱キャンバーでトーアウト設定)ですな。
フロントタイヤの向いている方向がすごく違うでしょ?
これがコーナリング特性に大きく関わってくるって言うことです。
アウトサイド側の切れ角が加重がかかることで大きく関わるんですけども、ダートが主流だったオリジナルの頃は滑ってしまう量も考慮されてこうだってことです。
今は人工芝コースが多いでしょうから、立てておかないと引っかけて横転の可能性がある、加えてトーアウトにして素直に流すって思想ですな。
(ドリフト車両の場合はインサイド側に加重が乗るため、切れ角が大きいとスピンしにくいのが強キャンバーでアシストしやすい理由になってるってことでもあります)

今の田宮のマシンの組立て説明書の最後の記述を見ると、ほぼすべてで「弱トーアウトが向いています」って書いてあると思います。
笑っちゃう話ですが、先ほどいったとおりスーパーアスチュートは新旧で形状変わってません(スリッパーは違うけど)。
先に言っちゃいますけども1990年代初頭までは、実は田宮は「トーイン」を推していたのです。
上の左のフロント比較でよく見るとわかると思うんですが、オリジナルはホイール外側が見えるのに対し、復刻は見えませんよね?
これ、タイロッドが同じ長さのままキャンバーが違うので、ロッドで押された分で「基準トー角」に差が出ていると言うことです。
ええ、オリジナルの説明書にはきちんとありますよ?「この車は弱トーインが向いています」って(笑
※これが実は俺が田宮の姿勢に疑問を持つきっかけだったんですよ。当時の世界戦のアスチュートはトーアウトでしたから。
 なんでこんな嘘つくのかな?と。
 時代の流れでコピペ文章なんだろうなとは思いますけど、むしろ今の取説にはいらない記述ですよねこうなると。
 あえて今の田宮の悪い部分も書いていかせていただきます。気がついてもらいたいので。
 というのも、このスーパーアスチュートがおかしい感じの空気が伝わってくる最初のマシンなんです。

ま、キャンバーやトー角に関しては時代の流れもありますのでこんなもんでしょう。
タイヤの設計が今では古くなっていますが、スクウェアスパイクタイヤはずっと使われているので、グリップに対するデータが出てキャンバーが起きたんだろうなと考えてはいます。
しかし…この「リブスパイクタイヤ」だけはスーパーアスチュートとダイナストームのみのタイヤだったので、アフターでとれるだけでもかなりうれしい話です。
白のスターディッシュ前輪とかもう歓喜でしたw

お次は皆さんご注目の「TTC」ですなw
DSC_0223.JPGDSC_0224.JPG
左がオリジナル、右が復刻です。
もうね先に言っちゃう。ここは復刻での変更点として最大の褒めどころですよ!!(`・ω・´)
今の時代になると、どうしてもブラシレス入れたい人が増えるはずなんですが、待望のブラシレス対応になったという設計変更ですので!
これのおかげで一台確保決めたといっても過言じゃありませんって言うか、それが理由で買いましたので。
※これは京商の復刻シリーズでは当たり前にやっていることなので、田宮もそこやったか!ですw

構造としては、オリジナルのTTCシステムの締め込み方はいわゆる「DDのボールデフ調整」と形は一緒です。
スパーの軸がずれないようにクラッチ構造側にラジアルベアリング、締め込み調整部にはフランジスプリングが2枚使われ、かつ回転も必要なのでスラストベアリングを仕込んだ形になっています。
※なぜか今の田宮のDD用ボールデフではこのスラストベアリングが省かれているのですが…
 本来ボールデフの調整機構で直接ラジアルベアリングを圧縮すると、ラジアルベアリングの摩耗が極端に進んでしまうのと、力の受ける部分が外輪内輪の溝になるわけで、力抜けてしまい易くなります。
 昨今のDDレースでyokomoとXRAYが非常に強いのも実はこの辺じゃないかと想像しています。
 Kawadaですらなぜかスラストベアリングを省くという状態なので、ほんとに構造理解してるかな?って少し思うところですね。
 ちなみにyokomoのGTシャシーでも省かれちゃってるんですが…これは最初に提唱した田宮の影響かな?
 1/12とF-1シャシーではしっかり入ってますし。

で、ブラボー!って感じの設計変更な現代スリッパーのTTCですが、実はこれDF-03MS用のスリッパー流用です(笑
うまいこと持ってきたなぁってのが感想ですな。
これならDF-03MSの補修パー使えば、シャフト以外はそのままメンテナンスで入れ替えられるのでGoodです。

ちなみにオリジナルTTCでは以前にも記事にしましたが、今のブラシレスモーターシステムではトルクが高すぎてすべりっぱなしになります。
なので、オリジナルはレストア時にあえてブラシモーターシステムで組みました。

モーターの話が出たのでリアエンド側から。
DSC_0226.JPGDSC_0227.JPG
※復刻側でギヤケースの一部に折れた後がありますが、これは手元に来たときにすでに折れてまして(ぇ
 まぁオリジナルでもなくてもよい場所ですし、内部に問題あるわけじゃないのでそのままですw

まぁこれはブラシモーターとブラシレスだとどう雰囲気が違うかな程度で。
モータープレートも、プレス型抜きから削り出しに変わってるのがわかると思います。
カバーケースは全く同じなので補修に使えると思いますw

せっかくなので、オリジナルと比較と言うことから、いったん降ろしてましたけどもダイナテック02Hをつけた写真にしました。
当然ピニオンも当時のキット付属にしてあります。
枚数的にも確かオリジナルの05ピニオンの20Tはアフターでもとれないので、流通在庫で見つけるしかないかもしれないですね。
俺が以前見つけたヘリコプターのパーツ販売していた企業も、今はドローンオンリーになってピニオン出荷なくなってしまいましたので、とても大変な状態です。
復刻はブラシレスに合わせている関係で25Tがついていますが…うん実はここら辺、オリジナルの20T用意しなくてもよい感じに今はなっています。

というのも…ダイナテック02Hの時代では、高性能モーターは15Tとか極端なローターだったんですが、
その後の進化で同等性能のモーターが全く違うターン数で作れているのですな。
調べてみたところ…同等の回転数とトルクを見越した結果、いったんはレストアでyokomoのPro stock2の15T入れたんですが、今回復刻を導入したことで「これが使える!!」となり追加購入しました。
DSC_0245.JPG
BZ使えば、ほぼブラシレス10.5Tと回転数同じでトルクかかるので、25Tピニオンでいけます。
…そうです。田宮の復刻の場合、基本ブラシレス入れない状態で使えばいけると言うことなんですね。
しかもターン数が多いので、基本的に電力の使い方が変わることで長時間走行につながってる訳なので、相応に一応なっていたと;
※けど、こんだけブラシレスばっかりになってしまうと、ブラシの入手性が悪くなっている今、あえてブラシモーターってのは結構大変だなって思ってしまうのは否めません;
 いまだに迷うもの;;

で、オリジナルTTCが耐えられるのか?って話があるわけですが、ブラシモーターであれば強烈にトルクが変化しているわけじゃないので大丈夫だろうとみています。
むしろ、当時のキット指示の悪さであるドライブカップ内の妙な回転抵抗を減らすことができる(実際に復刻用とそこだけは交換しておきましたのでw)ことから、これで「妙な回転抵抗感」は減るであろうと考えています。
この辺は一度実走して追記ですね。

とりあえずTTCはこのくらいにして、気がついた形状変更点を一カ所。
ま、ここだけなんですけどねw
DSC_0228.JPGDSC_0229.JPG
左がオリジナル、右が復刻ですが…わかります?w
そう、前側のバッテリーホルダーの壁の形状が違う。
これはLiFe対応での前側への抜け防止でしょうね。
特に問題出るわけじゃないですけども、復刻で直すときはオリジナルじゃなくなっちゃう部分だよ?ということで。
後ろのリアショックタワー側を兼ねる方は変わってません。
DSC_0230.JPGDSC_0231.JPG
ね?w
あ、受信機がアンテナレスにしてあってこの位置についているのは、ボディの形状から当たらないように置くとそこしかないだけです(笑

DSC_0239.JPGDSC_0238.JPG
ちなみに当時と今とでの違いはボールエンドでも。
左がオリジナルですけども、リアハブ上側と含めて当時は普通のボールエンドが使われていました。
…うん、田宮の固い樹脂にねじ山切らずに頑張ると発熱すごかったし、実際それで俺もハブ側折りまして;
なので、復刻の止めねじ+ボールナットはよい選択だなと思います。


そうそう、アンテナでもこういうのがありますな。
DSC_0240.JPGDSC_0241.JPG
左がオリジナr(以下略
んと、オリジナルのアルミですが、これは当時の各車共通部品でした。
アンテナパイプ使うスタイルのマシンはすべてこれです。
復刻側のも多分そうなんじゃないかな?w
ちなみに今回はいらないので使いませんでしたが、付属のアンテナパイプ、今は黒のものだと思うんですが、
80年代から90年代にかけての田宮は「透明」のアンテナパイプでした。
通すの難しくて、どこまで入ったか見えるんでよかったんですけどねぇ…今のは必要な長さで切って立てるだけなので色関係ないですなw
レストアの時に透明なかったんでカラーアンテナパイプセット買って残ったのが黄色だったから写真の状態になってますが。
※ちなみにオリジナルの当時はアンテナパイプの先にキャップつけるのはなく、個人で好みで社外つけるもんでした。
 抜け止めって言う意味ではいいけども、ポストから抜けるのは一緒だなとw

ま、こんなところでしょうかね。

後はどれだけ当時からホイールとタイヤが使われているのか、見た目だけ比較して終わりましょうw

DSC_0236.JPGDSC_0237.JPG
DSC_0234.JPGDSC_0235.JPG
左がオリジナル、右が復刻…ってほんとに同じまんまw
さすがにオリジナルは日焼けしてますな。暗所保管でゴムも劣化ないけども、やっぱり相応に古くなってるなぁ…

このホイールは本当にお気に入りなので、是非とも色違いでもいいので残ってほしいですな(´ω`)

てなわけで、今でもやっぱり好きなスーパーアスチュートの比較記事を、悪いところも含めて(辛辣かもしれないと思いながらも)まとめてみました。

あとはボディ塗らないと…一応全部用意終わってるので、窓枠だけマスキングして一発塗りしてできるんだけど、どうも時間的タイミングがうまくとれない;
※ちなみに以前にも言ったとおり、ステッカーが当時のデザインのままなのでこれに関しては比較必要ありませんなw

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